準備万端

へのうし

2006年08月16日 22:08


整えて、試合開始を待った。
結果は、残念
戦評については、いろいろとあるが止めておこう。

今日は、teaさーじのアンケー島で憧れた甲子園球児を聞いてみた。懐かしい名前がたくさん出てきて、面白かった。それぞれの時代が伺えるヒーローたちの勢揃いだった。

僕が高校野球に興味を持ったのは、今日も出てきた豊見城の赤嶺選手以降。彼が活躍した春の大会の時、ちょうど高校入学を控えていた春休みだっただけに、「同じ高校生で・・・・」って感動した。
豊見城高校は、この年の夏の大会も大いに期待されたが、県予選で僕がいた高校に負けて、僕は複雑な気持ちになった。
それから、30年以上、自分なりに高校野球を応援してきている。
これまで、多くのヒーローたちや学校を応援してきたが、八重山商工は、これまで以上に優勝して欲しい学校だった。
離島県の沖縄のそのまた離島で生まれ育った島の子たちが、優勝するということが、意義深くかっこいいのだ。
残念ながら、その夢はかなわなかったが、よく考えてみれば、離島から甲子園に出場することさえ大変なことなのに、彼らは夏だけでも2勝もした。そのことをとってみても信じがたい活躍なのだ。
今日、番組で名前の挙がったヒーローたちのように彼らもこれから歴史となって、いつまでも語り継がれていくに違いない。
これまでのいろんなヒーローたちの名前を聞いて改めて思ったのは、青春の光輝く期間とプロとして活躍する期間が短いということだ。
そして、それを観てきた自分の周りでも時間は、確実に早く進んでいるということ。

八重山商工ナインもこれから、ヒーローを離れ一人の人間となり、そんな時間の流れに飲み込まれていく。
寝食を共にし、一日10時間以上も一緒に練習をしてきた仲間とも別れ、それぞれの道を歩き始めなければならない。離島ゆえ、きっと仲間も遠く離ればなれになるだろう。
でも、彼らには、長い間苦労をともにしてきた心強い仲間がいる。
そして、県民に元気を与え勇気づけたという事実がある。

グランドを離れても、その仲間と事実を支えに、これからの人生の波を乗りきっていって欲しい。
お疲れさまでした。そして、頑張れ!



ふ~、沖縄の夏が終わった。
明日からの甲子園はチアガールでも観て楽しむか(今年はチアガールの応援が増えた気がする)