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鹿児島雑感

2007年07月04日

鹿児島雑感

ほぼ20年振りの鹿児島。
空港に着くとあいにくの空模様で低い雲が広がっていた。
機上から見下ろした茶畑も薄汚れたカーペットのようにみえ、気流の乱れも相まってちょっと重い気持ちになった。
鹿児島には、4つ年の離れた妹が住んでいる。
数年前までは沖縄に住んでいたのだが、義弟の仕事の都合で彼のふるさとの鹿児島に帰った。
「空港に迎えに行くよ」という妹の誘いを断ってバスに乗ることにした。
妹のところから往復で3時間もかかるという。
空港を出てから小さな町をいくつか過ぎて、田んぼを見飽きた頃に山の中に入っていった。
行けども行けども山ばかり。ポツンポツンと民家が点在する。
妹はこんな山の中に嫁いだのか・・・山の深さと比例するように自分の気持ちも深く沈んでいった。
妹は4人兄弟の3番目として生まれ、どっちかといえば兄弟の中でも目立たずに育った。
特に大きな問題をおこして親や兄弟に面倒をかけることもなかった。
僕が自分の青春ばかりを見て生きているうちに、妹は大人になり、気が付けば結婚をしていた。
そして仕事と家庭に追われているうちに、妹は鹿児島に移り住んでいた。
今更ながら兄としての自分に問いかけずにはいられなかった。

2時間ほどバスに揺られて、ようやく妹の住む町に到着した。
田舎が悪いというわけだはないが、思ったよりは都会で少しホッした。
数年振りに会う妹は元気そうだった。
おいしい料理でもてなしてくれた。
移り住んでからビールを覚えたようで、一緒に飲んだ。
二人の子供のうち、一人は進学のためにすでに家を出た。
来年には、もう一人が出て行く。
こんな遠いところで、妹は義弟と二人で生きていくのだろうか。
沖縄とは違う、と愚痴めいたセリフも聞いた。

どうしても、マイナス思考で考えてしまう。
実際には共に生きてくれる旦那がいる、それで良しなんだろうけど。

親や兄弟が近くに住む幸せ、当たり前のことのようで気づきにくい。

翌日、港まで送ってくれた妹に別れを告げたとき、小さな背中がますます小さくみえてしょうがなかった。













Posted by へのうし at 21:56│Comments(12)
この記事へのコメント
Dさん・・・泣けました!
でも自分は末っ子!そんな話しは関係無いって、一瞬思いました。でも、付き合って、14年になる彼女!彼女は末っ子!しっかりしないとっ、って本気で思いました(泣)年内には・・・
Posted by ヒソカ at 2007年07月04日 23:17
 おはようございます。D様。
4人兄弟なんですね。。沢山兄弟がいるって良いですね。うちは2人なので小さい頃は感じなかったのですが・・今は後1~2人位いたらなぁ・・何て思います。

私の母の実家も畑の中の1軒屋ですよ。隣の家まで100m位あるでしょうか・・回りは葡萄畑や林檎畑、桃畑・・などなど・・ そういえば10年位遊びに行ってないなぁ。。
Posted by ニギニギ at 2007年07月05日 08:29
えー・・イルカの「海岸通り・・」の場面んが、浮んでくるの・・・

同じ雲の下遠く離れていても、・・・「寂しいーと思えば寂しく・・・寂しくない、と想えば・・・余計に、また、・・寂しかのー」妹なら、なおに・・

しかし、女の方が、2倍も、5倍も10倍位、強かぞー、・・習慣も文化も違う暮らしに、ましてや、長男嫁ともなれば、大所帯の家に、今までの生活を180度正反対の暮らしんが、待ち構える中で溶け込んで行くからのー・・

女は・・偉かぞー・・・所詮、男はいつまでも、「手のひらの子供なりぞな、、・・・」
Posted by 甚平。 at 2007年07月05日 21:18
こんばんは。
妹の話をされると、私も寂しい気分になります。小さい頃はいつも喧嘩をしていました。彼女と会う度に “何で優しくしてあげなかったんだろう” って胸が痛みます。。。。

へのうしさんの妹さんの小さな背中。。。。
分かる様な気がします。
Posted by ゆぐりはいからーゆぐりはいからー at 2007年07月05日 21:36
妹を想う兄。。素敵ですね!
私には姉二人兄一人の私は一番末っ子。

父が病床につくまで皆、離れて暮らしてました。。病床について暫くは電話で病状を報告しあってました。でも、看病のために皆、沖縄へ。
父がきっかけで今は皆、沖縄にいます。
でも!離れてても心は一つでした!

家族を想う気持ちは皆、一緒ですよね。
D様の妹を想う気持ち。
とても伝わりました。

妹さんはそんな兄に想われてそして素敵な旦那様がいて都会では買えない風景やのどかな空間。
幸せでしょうねー。
Posted by ☆夜の黒蝶☆ at 2007年07月05日 22:36
自分の場合は、妹はそんなにまで遠くには住んでいないけど、時々似た事を考えてしまいます。

妹と四つ離れていて、二人しかいない兄妹だから、あまり喧嘩も無かったけど、今の方がより仲良くなった気がします。
人はそれぞれ年を重ねるんだなと最近特に考えてしまいますね。
Posted by スピーディーワンダー at 2007年07月05日 23:16
(^^)毎度っ・Dさん!
この猛暑、体調には、お変り有りませんか!

 おっ、馴れない町の、風景を眺めながら、
バスに、乗る、少し物思いに耽ってバスに揺られる、個人的に好きかな!
(俺も、出向かいは、遠慮しますねぇ。)

 うっ、兄弟・・・の事って言われれば、やっはり、兄として、色々と自問します、近くにいても、
Dさん、みたいに、兄弟が、離れていたら、
尚更妹への、思いは、募るんでしょうね!
こんな、俺でも、Dさんの気持ちが、分かるような気がします。

 で・こんな気持ちのまま、妹に、見送られる
たぶん、兄として言いたい事も、言えずに・・・
この事が、また、自分を攻め、切なくなり、
見送る、妹を、見ながら、今度いつ会えるか、
分からない、さよならを、する・・・
泣いても、泣ききれない、こんな気持ちを、
押えながら、唇を窄める・・・

 でもDさん、離れているからこそ、兄弟としての、絆が、深まるのでは、ないでしょうか!
・・・・


ぅ~わ~っ、もう・こんな時間!
今日も、遅刻やっさ~Dさん、またねぇ~



 

 
Posted by ★夜の訪問者£  at 2007年07月06日 08:14
D さん・Dさん!
言い忘れた事が、あの、美香さんの、下品な笑いの件、どうか、内緒して下さい、お願いします。
頼みましたよ〜!
(^ε^)-☆Chu!!
Posted by ★夜の訪問者£ at 2007年07月06日 08:35
マスターこんにちは!遅れましたがラジオ沖縄の開局記念日おめでとうございます!
鹿児島といえば集中豪雨の被害が大きいようですが、マスター大丈夫でしたか?
うししのテープは、何年か前に母に捨てられてしまい、今はもうありません・・・。百本単位であったんですが・・・。まぁテープの保存状態もあまり良くなかったので、今聴こうとしても伸びきってしまって無理だったかもしれませんが・・・。マスターの書き込みを見て「もったいないことしたなぁ・・・」とひしひしと思います・・・。うししは伝説だったんですね!うししが終わってもう6年か・・・。ではでは、また。
Posted by がじゃっち at 2007年07月06日 14:15
短編の小説を読んでる気分になりました、さみしさが伝わります。

遊びに行って元気な顔が見れたことで最高じゃないですか!
僕はまだ会った事のない従兄弟が数人いますよー、いつか機会があったら会いたいです。
Posted by ブービー2号 at 2007年07月06日 23:23
私は長野に仕事で住んでた時、東京にいた兄が会いに来てくれて、内地の冬は寒いからとセーター&コートを渡された時は、改めて兄の温かさを感じました。きっと へのうしさんの妹さんも同じ気持ちでしょうね。離れて暮らして、初めて家族のありがたさ…を感じる。
Posted by 元祖れもんてぃ at 2007年07月07日 13:20
コメントありがとうございます。

>ヒソカ
年内には・・・期待していますね。

>ニギニギ
小さい頃は、4人兄弟は普通に感じていましたが、大人になって離ればなれになるともう少しいても良かったと思いますね。

>甚平
その他、諸事情でなかなか難しそうです。

>ゆぐりはいから~
ゆぐりはいから~さんは、ご自身が遠いところにいますので、僕とはまた違った感慨があるのでしょうね。

>夜の黒蝶
黒蝶さんは、長女のイメージですけどね。

>スピィーディーワンダー
もう少し年をとったら、ますますいろんな事を考えるようになりますよ。

>夜の訪問者
僕はそんなにいい兄ではないなー。

>がじゃっち
君も伝説だよ。

>ブービー2号
沖縄ってたぶん会ってことない従姉妹とかおおいですよね。
あっ、アンケー島にできるな。

>元祖レモンティー
近くにいると、普段気にしませんけどね。
Posted by へのうし at 2007年07月08日 12:28
 
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