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なみだの桟橋

2006年05月03日

なみだの桟橋

池田卓君の新しいアルバムの中に「くじら」という歌がある。その歌詞に「桟橋」という言葉が出てくる。
きょう池田君の番組に、その「桟橋」という言葉が「とても素敵です」というメールが来た。
それを聴いていた若きAD女史も、「こじゃやれてていいですね」と言った。

同じ沖縄に住んでても、同じ単語に関してだいぶ受け取り方が違う。
僕が子供の頃は、毎日のようにその単語を聞いた。池田君もそうだろう。同じような小さな島に育った者同士として「桟橋」はとても身近である。
桟橋」は島への入り口であり、出口である。
そこから始まり、そこで終わるものがある。
春になれば、ハーリーでにぎわい、夏にはカツオ漁船の大漁旗でにぎわい、台風の波でにぎわった。
四季さえも告げてくれた。
生活の中心だった。
だから「桟橋」と聞くと、楽しかったり、寂しかったり、いくつのも感情が交錯してしまう。

今、島に帰ると「桟橋」ではなく港が迎えてくれる。帰省する度に「桟橋」は姿を変えていって、もう昔の面影はない。もちろん港と「桟橋」は別物だが、僕の中から「桟橋」というものは消えてしまった。

最近、離島に橋がかかり、いろんな島で「桟橋」が消えていってる気がする。

昔、森昌子の歌に「なみだの桟橋」ってのがあった。
行かないで♪赤行かないで 行かないで音符オレンジ 
いい歌だったけど、タイトルだけでグッときた。

「なみだの桟橋」「夜明けの停車場」「女の操」「函館本線日本海」「矢切の渡し」・・・・自分がちょっと思いつく演歌のタイトル。
それらを考えただけでも、単語、単語に様々な思いを抱かずにはいられないものがあると思う。
演歌は、それが聞く人のいくつもの感情をゆり動かし、心に響く。だから、年を重ねるとと共に思い出の言葉が増えて演歌が好きになると思う。

演歌が売れなくなって久しい。
近年売れたと言えば「孫」。孫と聞けば、おじいちゃん、おばあちゃんなら誰でも心が動く。
もしかしたら、今の日本人は言葉一つ一つに対する思い出や思い入れが薄くなってきているのかもしれない。

「物より、思い出」・・・そんなCMもありましたね。



Posted by へのうし at 02:59│Comments(4)
この記事へのコメント
へのうし様、こんにちは。なんにせよ、日本語っていいですね。桟橋…、ワタシにとっては、自分と接点が無いからこそ響いちゃうコトバです。
Posted by ジイマ at 2006年05月03日 16:39
「函館本線日本海」は「哀しみ本線日本海」ですね。1981年のヒットです。
Posted by 蟻一号 at 2006年05月04日 02:28
>蟻1号
 訂正しました。まいど。
Posted by へのうし at 2006年05月04日 10:03
>ジイマさん
 当たり前のことですが、自分の中の常識が
 通じないというのは不思議な感じですし、新 鮮です。
Posted by へのうし at 2006年05月04日 10:05
 
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